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出雲市駅発 サンライズ出雲 乗車レポート

旅行のおすすめ

出雲市駅発 サンライズ出雲で東京へ 

日本で唯一の定期運行寝台特急「サンライズ出雲」。

出雲大社への参拝とサウナを満喫した後、旅の締めくくるのにぴったりの夜行列車です。

出雲市駅発の東京行きは、夕暮れの山陰を抜け、ゆったりとした車内で朝を迎える贅沢な旅を体験できます。また東京駅に朝7時到着するため、朝から東京での時間を使えるのも魅力ですね。

今回は、私の実際の乗車体験を交えながら、基本情報から乗車レポートまでを詳しくお届けします。寝台列車の魅力を存分に味わいたい方必見! 所要時間は約12時間。料金は部屋タイプによって異なりますが、格安の「のびのび座席」でも1万円台後半とコスパ抜群です。では、早速本題へ。

1. 「サンライズ出雲」の基本情報

サンライズ出雲は、東京と出雲市を結ぶ寝台特急で、東京~岡山間は「サンライズ瀬戸」と併結運行されます。岡山駅で分割され、出雲行きは伯備線・山陰本線経由で進みます。車両はオール2階建ての285系電車で、快適な設備が魅力。毎日運行されており、GWやお盆などの繁忙期には臨時列車も追加されます。

1-1. 運行情報と主要停車駅と各到着時間(出雲市駅発として)

出雲市駅発の東京行き(上り)は、夕方18:55発。夜の山陰を抜け、翌朝7:08東京着のダイヤです。停車駅は限定的で、ゆったりとした旅程が寝台列車の醍醐味。以下に主要停車駅と到着時間を表形式でまとめました(2025年秋冬ダイヤ基準、臨時変動の可能性あり)。所要時間は約12時間13分。

駅名 到着時間 発車時間 備考
出雲市 18:55 始発駅。出雲大社からバスで約25分。
米子 20:22 20:24 山陰本線主要駅。海鮮お土産のチャンス。
鳥取 21:14 21:16 砂丘観光の玄関口。
姫路 23:45 23:47 兵庫県内初の停車。城下町の風情。
岡山 00:31 00:34 分割・連結作業あり。瀬戸編成と合流。
相生 01:05 01:07 瀬戸内海沿いの静かな駅。
神戸 01:50 01:52 都市部の停車。夜景が美しい。
新大阪 02:20 02:22 大阪近郊。
名古屋 04:15 04:17 中部地方の要衝。
静岡 05:45 05:47 富士山ビュー可能(天候次第)。
横浜 06:45 06:47 首都圏初。
東京 07:08 終着駅。早朝の東京タワー散策に最適。

このダイヤはJR西日本の公式情報に基づきます。岡山以東は瀬戸編成と併結するため、乗降はスムーズ。遅延時はJRアプリで確認を。

1-2. サンライズ基本設備(客室種類、部屋タイプ別運賃)

サンライズ出雲の車両は7両編成(上り1~7号車)。A寝台1室、B寝台多数、のびのび座席1両。設備はシャワー、ラウンジスペース、自動販売機完備。Wi-Fiは一部車両のみ(有料)。トイレ・洗面所は清潔で、欧風の寝台車のような雰囲気です。

客室種類は以下の通り。運賃は乗車券+特急料金+寝台料金の合計(東京~出雲市片道、通常期大人1名、2025年基準)。繁忙期は+200~400円変動。のびのび座席は寝台料金不要で格安。

部屋タイプ 詳細説明 定員 運賃(円) おすすめポイント
シングルデラックス (A寝台) 広々個室(約6㎡)。デスク、洗面台、専用シャワー利用可。プライバシー最高。 1名 29,490 贅沢派に。静寂を求める一人旅。
サンライズツイン (B寝台) 2段ベッドの2人用個室(約5㎡)。カップル・親子向け。鍵付きで安心。 2名 23,210/人 恋人や家族に。コスパ良し。
シングル (B寝台) 1人用個室(約2.3㎡)。ベッド・テーブル完備。コンパクトだが快適。 1名 23,210 標準的な一人用。人気No.1。
シングルツイン (B寝台) シングル2室連結の2人用。独立ベッドでプライベート確保。 2名 23,060/人 (1人利用25,110) 友人同士に。柔軟性高め。
ソロ (B寝台) コンパクト個室(約1.6㎡)。最小限のスペースで低価格。 1名 22,110 予算重視の一人旅。
のびのび座席 (B寝台相当) 開放型シート(横になれる)。カーペット敷きでリクライニング可。 24名 16,040 格安派に。レポートで詳述。

運賃はe5489やJR東海ツアーズで確認を。子供料金は半額近くお得です。

1-3. サンライズ予約方法(サイトやコツ)

予約は乗車1ヶ月前10時開始。人気のため即完売必至ですが、コツを押さえれば確保可能。窓口の「10時打ち」が鉄板で、東京駅・新宿駅・品川駅などのみどりの窓口がおすすめ(待ち時間短め)。オンラインはJR東海の「エクスプレス予約」やJR西日本の「e5489」で可能ですが、10時ジャストにアクセス集中でエラー多発。

予約サイト・方法一覧:

  • e5489(JR西日本):西日本在住者向け。クレカ決済で簡単。サンライズ専用ページあり。
  • エクスプレス予約(JR東海):東日本在住者向け。年会費1,100円で割引特典。
  • JRおでかけネット:無料登録で空席検索。キャンセル待ち機能あり。
  • 旅行会社ツアー:JTBや近ツー経由で確約。追加料金1,000~3,000円だが安心。

予約のコツ(5選):

  1. 10時打ちを活用:1ヶ月前10時ピッタリに窓口orオンライン。平日狙い。
  2. 平日・閑散期狙い:土日・GW避け、1月~2月が空席多め。
  3. 代替部屋検討:ツインが取れなければソロやのびのびへシフト。
  4. キャンセル待ち:e5489で毎日チェック。夕方16時頃にキャンセル出やすい。
  5. 複数端末準備:オンライン時はスマホ・PC併用。VPN回避で安定。

今回私の場合、乗車1か月前にe5489(JR西日本)で予約し、見事確保できました!

2. サンライズ出雲乗車レポート

朝から出雲大社に参拝。(興味のある方は私のYouTubeチャンネルへ)

出雲市駅の近辺でサウナと食事を楽しんだ後、夕方の出雲市駅から乗車しました。サンライズは複数回乗車した経験はありますが「のびのび座席」は初利用です。

結論・・予想以上に快適な旅でした。

2-1. まずは出雲市駅でお買い物!(買える弁当やお土産の紹介)

出雲市駅はコンパクトながら、お土産ショップ「すうべにあ出雲」(9:00~18:00、火曜休)が充実しています。弁当は数量限定なので、午後早めにゲットを。

おすすめ弁当(価格は税込):

弁当名 価格(円) 内容・特徴 販売場所
かに寿し 1,080 島根産カニの爪と酢飯の寿司詰め合わせ。プリプリ食感が絶品。数量少なめ。 すうべにあ出雲
焼きさば寿し 648 脂ノリノリのサバをタレ焼きに。仁多米の酢飯がマッチ。常温保存OK。 すうべにあ出雲
出雲そば弁当 1,200 冷たい出雲そば+天ぷら・煮物。蕎麦のコシが旅の疲れを癒す(限定販売)。 駅構内売店

おすすめお土産(手軽に買えるもの):

お土産名 価格(円) 特徴・おすすめポイント
神在餅(ぜんざい) 500~800 出雲名物の甘酒餅。レトルトタイプで車内温め可。縁結びの縁起物。
島根ワイン ENMUSUBI 1,500~2,000 ぶどう産地のフルーティワイン。赤・白選べる。軽めで寝る前の一杯に。
出雲大社御守り 800 縁結び守り。コンパクトで旅の記念に。

旅のスタイルに応じて必要な弁当やお土産をゲットしましょう!

ちなみに私は駅構内のセブンイレブンで大量にパンやおつまみを買い込みました。

2-2. 乗車したら、まずはシャワーカードを

18時47分出雲市駅にサンライズが入線してきました。

まずはどこに並んで待つか!それはシャワーカードの自動販売機が設置された3号車または10号車の入口付近です。(ノボノビ席の場合は10号車ですね)

自動販売機で買えるシャワーカードは20枚。まさにプラチナカードです。なので乗車したらまずは、シャワーカードの購入ですね。

当然のように自動販売機前にはすぐに行列が・・。基本スグに売り切れるのしょうがない現象です。

2025年10月時点では1枚330円でした。

無事にプラチナカードをGETできました!

2-3. 自分の席(エリア)の確認

のびのび座席は14号車全体(24席)。寝台料金不要の指定席で、横幅180cm×奥行60cmのカーペットスペース。リクライニングシートが並び、カーテンで区切れるセミ個室風。女性一人で利用されてる方も結構います。

この日も満席のようですが、出雲市駅の出発時点では結構ガラガラでした。

各エリアには薄いマットが準備されています。

これが、今回予約した私のエリアです!

謎のコップと室内灯(読書灯?)のボタンのみです。スマホ充電用の電源もないので要注意です(誤算)

壁に設置された読書灯です。

2-4. ノビノビ座席で電源確保

専用の電源がない「ノビノビ12号車」。ここで充電するには選択肢は2つです。

まずは12号車に設置された共用コンセント。1車両に1か所?程度の狭き門です。これはシャワーカード以上に熾烈な競争に勝つ必要があります。

次に車内全体で11か所設置されている洗面所のコンセントです。ここは比較的空いていますが、他の利用者の手前、長時間占有するのも気が引けますね。緊急用の充電スポット的な感じです。

2-5. ラウンジで食事と景色を

気が付けば寝落ち・・。夜明けをまってラウンジに移動し景色を楽しみなが朝食を楽しみます。

気が付けば朝6時。すっかり明るくなってきました。

ラウンジで景色を見ながらマッタリとした時間を過ごせます。

ここには飲料の自動販売機も設置されています。

ここで出雲市駅のセブンイレブンで買ったおにぎりで優雅な朝食タイム。(ちょっと食べ過ぎ)

2-6. 東京到着前にシャワータイム

そして東京駅に到着する前にシャワーを浴びてリフレッシュです。

シャワールームに入室します。まずは脱衣スペースです。ここにはドライヤー、シャワールームの洗浄ボタン、ちょっとした脱衣棚が設置されています。

タオルは持参したものを使います。

シャワーカードを挿入すると利用できる状態に

シャワーブースはこんな感じです。

そしてカード1枚で利用できる時間は6分間。おじさんにとっては十分な時間です。

ちなみにシャンプーとボディソープは備品として置かれています。

2-7. そして東京駅に到着

約12時間に及ぶサンライズ乗車も終わりに近づいてきました。

窓の外には見慣れた東京の街が。

そしてほぼ定刻通りに東京駅に到着しました。

サンライズ出雲は、ただの移動ではなく「旅の時間」をくれる列車。出雲市駅の夕暮れから始まるこのレポートが、あなたの計画の参考になれば幸いです。予約争奪戦を勝ち抜き、素敵な夜行列車体験を!

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